2019年4月より運用開始!
このようなシステムが導入されますよ〜とアナウンスされてから、2019年2月・7月・11月・そして2020年2月と、4回に渡り講習会に参加致しました。
新しいコトを始める時って、懐疑的になったり否定的に考えたり致しますが、私も最初はその通りでございました。
何かメリットがなければ面倒な手順を踏んでまで登録はしないだろうし、何より登録を代行する際に個人情報を預からなければならないということに不安を感じずにはいられませんでした。
2019年9月に経審の改正案として、建設キャリアアップシステム(CCUS)において、技能者のレベル4・レベル3を取得した者を「技術力(Z)」内の技術職員数の技術職員区分・資格に追加し、所要の評点を付与する。ということが決定されました。
また「社会性等(W)」では、知識・技術・技能の向上に関する取り組み状況の評価が新設されました。
具体的には、企業が雇用する技術者・技能者のスキルアップに努めることで加点の対象となるようです。
プラス1級・2級の建設業経理士については、資格取得後の講習受講が加点の条件となり、最新の会計知識の習得に努めることを求める、ということが盛り込まれています。
2019年の11月の時点では、県内において登録の浸透率は4%。
その後、技術力(Z)については、2020年4月より加点対象に、社会性等(W)は2021年4月より加点対象としたことで、CCUSへの登録を促したいようです。
登録(建設業許可有の法人の場合)
登録すべき事項は、事業者登録と技能者登録です。
最初に事業者登録を致します。
インターネット申請で事業者登録をする際、必要な添付書類をJPGファイルにしておく必要があります。
@建設キャリアアップシステムトップページの右上の事業者登録をクリック。
A申込みをクリックして初期IDとパスワードを取得。
Bログインして、初期パスワードをご自身で設定。初期パスワードは初回ログイン時にしか使用できません。
C新たなパスワードでログインし、入力開始。
前期の売上の入力欄があるので、財務諸表or決算書をお手元に置いてくださいね。
履歴事項全部証明書で足ります。
そうでない場合は許可申請書類で資本金を確認後、事業者登録料を計算します。
a.領収済証等(出納印あり)のJPGファイル
b.社会保険料納入証明書(証明者の印あり)のJPGファイル
c.健康保険・厚生年金保険適用確認願のJPGファイル
d.健康保険・厚生年金保険被保険者標準報酬月額決定通知書のJPGファイル
e.健康保険 / 厚生年金保険 被保険者賞与支払届のJPGファイル
上記のいずれか1点
a.雇用保険適用事業所設置届事業主事業所各種変更届事業主控
(受領印あり)のJPGファイル
b.納付書・領収証書(出納印あり)のJPGファイル
c.労働保険概算・増加概算・確定保険料申告書(受付印あり)のJPGファイル
d.労働保険料等納入通知書のJPGファイル
上記のいずれか1点
a.労働者災害補償保険 特別加入申請書のJPGファイル
b.労災保険特別加入 加入証のJPGファイル
上記のいずれか1点
その他 表彰記録等
C以下は、該当する場合の必要書類
登録(建設業許可有の個人事業者の場合)
@建設キャリアアップシステムトップページの右上の事業者登録をクリック。
A申込みをクリックして初期IDとパスワードを取得。
Bログインして、初期パスワードをご自身で設定。初期パスワードは初回ログイン時にしか使用できません。
C新たなパスワードでログインし、入力開始。
前期の売上の入力欄があるので、財務諸表or決算書をお手元に置いてくださいね。
個人事業者様の登録に必要な書類は以下の通りです。
a.雇用保険適用事業所設置届事業主事業所各種変更届事業主控
(受領印あり)のJPGファイル
b.納付書・領収証書(出納印あり)のJPGファイル
c.労働保険概算・増加概算・確定保険料申告書(受付印あり)のJPGファイル
d.労働保険料等納入通知書のJPGファイル
上記のいずれか1点
(共済契約者証)
a.労働者災害補償保険 特別加入申請書のJPGファイル
b.労災保険特別加入 加入証のJPGファイル
上記のいずれか1点
その他 表彰記録等
A以下は、該当する場合の必要書類
登録(建設業の許可無の場合)
@建設キャリアアップシステムトップページの右上の事業者登録をクリック。
A申込みをクリックして初期IDとパスワードを取得。
Bログインして、初期パスワードをご自身で設定。初期パスワードは初回ログイン時にしか使用できません。
C新たなパスワードでログインし、入力開始。
前期の売上の入力欄があるので、財務諸表or決算書をお手元に置いてくださいね。
履歴事項全部証明書・現在事項全部証明書・事業税の確定申告書のいずれか。
以下、登録(建設業許可有の法人の場合)のB以降を参考にしてください。
所得税の確定申告書
個人事業の開始届 のいずれか1点のJPGファイル
以下、登録(建設業許可有の個人事業者の場合)のA以降を参考にしてください。
変更申請をします。
許可取得後、2〜3ヶ月程度で建設キャリアアップシステムが許可情報を吸い上げるようになっております。
ただ、吸い上げたからといって自動登録にはなりません。
事業者情報から変更(ペンマーク)をクリックし、申請機関、般特の別、許可年、許可番号を入力して検索をかけると自社情報が出てくるので、紐づけを行ってください。
許可年は2ケタで入力しないとエラーが出ます。
例えば、令和3年許可であれば「03」と入力してください。
申請後
不備があった場合は補正指示メールが届きます。
修正して再度送信してください。
登録が無事完了致しますと、登録料の振り込み用紙が送付されて参ります。
支払い後、事業者ID・初期パスワード・セキュリティコードがメールにて送信されてきます。
そのID及びパスワードをもって、技能者登録に進みます。
ちなみに登録後、許可を出す機関(県・国)のデータをそのままCCUSが吸い上げるシステムになっているようです。
例えば、業種追加などを行った場合、タイムラグはありますが自動的に反映されます。
登録完了までの日数は、約1ヶ月程度です。
ネット申請が苦手な方向けに、紙申請もございます。
こちらです。(令和2年9月末で郵送受付は終了)